2002年〜2005年まで雑誌で連載されていたエッセイを加筆修正したもの。
紙の本を読みたかったので図書館で借りた。
安住氏が話す言葉や話した言葉が文字起こしされたものは何度も目にしたことがあるが、彼が書いた文章を読んだのは初めて。
クスッと笑えるポイントは多い。
収録されているのは、時期でいうと「安住紳一郎の日曜天国」が始まるよりも前の20代のころの話で、若い頃から頭角を現していたのがよく分かる一冊。
本人は嫌がりそうだが、今の彼が書く文章を読んでみたいと思った。
独特な文体・ニュアンスや、若い頃の短気エピソードなど、かなりマニア向けの本なのではと思った。
マニア向けではあるが、まず日曜天国リスナーなら必読。
そして、普段何となくテレビで安住氏を見て「この人面白いなあ」と少しでも思ったことがあるなら必読。
安住氏の名前なら知っているがどんな人なのだろうと思って読むと、かなりアクが強いかも。
先日のNHKで放送されていた「アナテレビ」でも圧倒的な存在感を放っていた安住氏。
紙の本は絶版になっているので手元に欲しい人はKindleで買いましょう。