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北海道のとある人が雑記を置く場所

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

読んだ本:コンプレックス文化論

やたらとミュージシャンや音楽関係者が出てくるな?と思ったら、CINRA.NETで連載していたとのこと。 「親が金持ち」の章で出てくる篠原かをりという人が、小説を書く時に自分の経験がもとになっているので、旅行に行く話では飛行機のグレードが高い席の描写…

読んだ本:拾われた男

2022年にドラマ化された映像を先に見ていたので、復習するような気持ちで読んだ。 そのせいもあってか、スイスイと読めた。 筆者のまわりに面白いことやトラブルがどんどん起きて、どんどん人生が転がっていく。 恋多き人生、キスシーンの撮影、兄のまわりの…

読んだ本:絶滅危惧職、講談師を生きる

真打昇進・襲名前の書籍。 ラジオは2020年ころから毎週聞いていて、講談を実際に聞きに行ったことはまだない。 この本は、テレビのプロジェクトXや情熱大陸のような、とにかく主役を持ち上げて持ち上げて持ち上げまくる内容だった。 今挙げた2番組は時に過剰…

読んだ本:パリの砂漠、東京の蜃気楼

かつての芥川賞受賞作は未だ読んでおらず、著者の作品を読むのは本エッセイが初。 東京に旅行に行く時、東京の話も書いてあるみたいだしこれでいいか、と何気なく荷物の隙間に入れていったこの本、めちゃくちゃ良かった。 表紙の、赤にピンクと黒をうっすら…

読んだ本:認知症世界の歩き方

勉強になった。さすがベストセラー。 図解が多く、とても工夫してつくられている一冊。 認知症の症状のことがわかることはもちろん、「人間の体は知らないうちにこういう風に働いて物を見たり考えたり体を動かしているんだな」と気づけた。 「服ノ袖トンネル…

読んだ本:悲しいとき

23年前に発売された本。 恐らく絶版になっていると思われたので、図書館で借りた。 ツイッターでフォローしている人がこの本を紹介していて、巻末の菊地秀規さん作の「HIMAO(ヒマオ)」という漫画を読んでみたかったのだ。 ここでは本編の「悲しいとき」の…