スターダスト

北海道のとある人が雑記を置く場所

読んだ本:大好きな町に用がある

著者のエッセイは何冊も読んでいるが、やっぱり旅にまつわる話と飲み歩く話のエッセイが特に優れていると思う。

小説は「フリーター文学」と呼ばれることもあるが、このような旅の経験がフィクションとはいえ著作にも表れるからではないか。

 

札幌のスープカレー店の話が気になったが、肝心の店名が分からなかったので別の本を読むしかないかも。

42.195kmを嫌々走るってどんな気分なのだろう、私だったら絶対に嫌。

 

 

 

読んだ本:みどりいせき

今までに読んだことのないテイストの小説。

謎の固有名詞の数々にたじろいだ。

書き出し”あれは春のべそ。”や”ばっどはいったとき”の描写はこの先ずっと忘れられないなと思う。

解説の人がもろに影響を受けた解説を書いてしまうのも頷ける。

 

一回読んだだけではすべてを理解できなかったので、舐達麻を聴いてから出直したいと思う。

 

 

 

 

読んだ本:香港を知るための60章

海外旅行に行く前に必ず読むシリーズ。

今年観た香港映画「私たちの話し方」「旅立ちのラストダンス」「これからの私たち All Shall Be Well」の解像度が上がるので、この辺りの映画を観た人に薦めたい。

 

政治の章で

(略)小政党は多数派の緩い支持の獲得を目指すよりも、1割の者から熱狂的に支持されるような極端な政策を採るほうが有利になる(略)

という記載があり、そのまま日本にも当てはまる気がしてならない。

 

2019~2020年の民主化運動について書かれた新版を早く出してほしい。

 

 

 

読んだ本:残響 ― 中原中也の詩によせる言葉

表紙に書かれている「machidakou sings nakaharachuya」がとてもしっくりくる一冊。

 

中原中也の詩は教科書で読んだあと、LUNKHEADの歌詞で読み、山口県山口市の記念館にも行ったことがある。

あの七五調のリズムを歌うように読むのが好きなので、そこに町田康の詩が加わるとどう楽しんでいいかわからない本だった。

混ぜ合わせずにそれぞれ別々に読むほうがいい。

 

 

 

 

読んだ本:渡邊渚フォトエッセイ 透明を満たす

写真多めのエッセイ。

生まれてから今までを書き記す機会ってそう多くはないと思うのだが、幼少期~学生時代についてもっと掘り下げて書いてほしかった。

今回書かずに別の機会に加筆するのかもしれないけど、物足りない。

 

この本はどちらかというと「自分はこんな風に育って、こんな考えで、こうやって生きてきた」よりも「これからどうしていくか」に重きを置いている気がする。

著者はヘイターの言葉はまったく刺さらないとのことで、私もそうやって受け流して過ごしたいんだけどなあ、どうしたらいいんだろう。

 

 

 

読んだ本:谷崎潤一郎 犯罪小説集

精神を病んでしまったと思われる人々をモチーフにした4作品。

全部面白くて、短編といわずもっと長く読ませてくれ!と思った。

自分が住む自治体の図書館のウェブサイトの「あとで借りるリスト」に著者の他の作品をぶち込んでいく。

 

今日では「気違い」が差別用語となっているけれど、では「気違い」と同じかそれより少ない文字数で同様の意味の言葉ってあるのかな。

 

 

 

読んだ本:貧乏ピッツァ

ピッツァの「ツァ」は、ローマ字入力だとtsaで出せることを今初めて知った。

 

著者の話をラジオで聴いたことがあるので、あの声とスピードで脳内再生される。

ずっと食べ物の話、実に美味しそう。

 

家庭菜園でケールを大量生産してしまった時に作った青汁について「うはあ、こんなの飲んでたら芋虫になっちゃうわよ」という皮肉の切れ味が面白すぎ。

 

内容には関係ないけど、使い勝手の良いオシャレな新書用ブックカバーがほしい。