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北海道のとある人が雑記を置く場所

とあるライブハウスに行った話

2020年2月下旬から今まで、社会情勢によりライブハウスが悪者にされ避けられたり、不要不急の外出を控えるよう要請がありなかなか開催しづらかったり、北海道は遠方なので本州のアーティストをキャパシティをガイドラインに沿った客数で開催するとペイできなかったり、まあ様々な事情がある。
そんな状況の中、普段聴いているアーティストのライブが札幌で開催されるとのことで、チケットが取れたので行ってみた。

 

私はやっぱりライブが好きだ。
一年以上、ずっと我慢していて、ほかの趣味を見つけたりしてなんとかしのいできたけれど、私はやっぱりライブが好きだ。
大きな音で好きな曲が聴けて、体を揺らして。
飛行機で北海道まで来たんだよ、先日こんなことがあったんだよ、と話してくれると楽しくて面白くて、笑顔がこぼれる。
友人と一緒に思い出づくりのためにライブに行く人もいるのかもしれないが、私にとってのライブは「一対一」つまり「ステージ対私」という関係性がお客さんの数だけあるということ。
家で、通勤中に、ジムでトレーニング中に、イヤホンで音楽を聴くだけでは分からないことが目の前にある。
照明、音響、周りの盛り上がり、客席への階段。

 

この一年の間で無くなってしまったライブハウスが全国あちこちにある。
今後も大したことはできないが、一人の音楽好きとして、ライブハウスに通い続ける。

 

チケットが2020年以前と比べて多少高くなってしまっても、お金は出すので、アーティストの皆さんは北海道に来てくれたら嬉しい。