くう というのは、大通西20丁目辺りにある不思議な形のライブハウス。
Akeboshiのライブを観に行って参りました。
本来であれば昨年11/9に開催されるはずでしたが、Akeboshi氏の喉の調子が悪くドクターストップがかかり、急遽延期に。
雪が心配な時期ではありましたが無事到着されたとのこと。
このライブを観に行こうとしたのはドラムでmouse on the keysの川﨑昭さんが帯同すると知ったから。
多分Akeboshiさん一人のライブなら行かなかった。(ごめんなさい)
一緒に行った友人のほうが整理番号が若く、先に入場していたのですが、なんとドラムの真ん前の席を取っていてくださいました。
こういう表現は差し控えたいところですがあえて使います、「神」。
友人の家の方角に足を向けて寝られんと思いました。
くうの会場はとても小さくて、ピアノやドラムを取り囲むような座席の配置がされていた。
開演前にお客さんがスタッフのかたに「どの席がおすすめですか?」と聞いていて、「ドラムの後ろですとバンドメンバーの気分が味わえます」と返されていたな。
さて、ライブがスタート。
mouse on the keysで完全にスーツのイメージがついている川﨑さんはネルシャツ姿で新鮮。
あの川﨑さんが、ありえない距離で目の前にいる。
こんなことならセノオGEEさんのTシャツを着てくれば良かった・・・と後悔する。
川﨑さんも同じTシャツをお持ちなのです。
「札幌は何年振りですかね?」と話したら私の近くにいたお兄さんが「2」と指で示す。
「2年振りだそうです。よくご存じで」と返されていた。
そのお兄さんは札幌の某バンドのドラマーのようでした。
終演後にでも話しかければ良かったかな!
知っている曲は全然無かったのですが、グランドピアノで演奏される楽曲はそれはそれは美しかった。
Akeboshiさんが札幌に来るのは9年振りだとか。
面白かった試みは、とある曲を演奏しているところを撮影し、曲が終わってから録画を再生しつつ新たに音を重ねて演奏するという場面。
大人数のバンドであんなことやっても複雑になりすぎて面白くないだろうし、人数と楽器が少ないからこそできる手法だったのでは。
川﨑さんの横に小さいシンセサイザーのような楽器があって、それを演奏するときは私が座っているほうを向くので、近すぎて心の中でヒャー!と叫んだ。
後ろに座っているお客さんに「近いですね」と微笑みかけていて面白かった。
最後の曲だけ、川﨑さんが物凄く激しく演奏していて、血管が心配になった。
まあこれが本来の姿ですよね、と思ったけれど(笑)
mouse on the keysのライブもそろそろ観たいですよ。
Akeboshiツアーなのに、ほぼ川﨑さんの感想になってしまった。
検索などで期待して飛んできたかた、申し訳ありません。