ユーモアを携えた偉大な医師の著作。
単行本が出た時も読んでいたが、文庫が出たので買いなおした。
Twitterでは有名な方のようだが、本書を読み、北海道で働いている医師のかただと知り驚いた。
LOSTAGEや向井秀徳の名前もちらっと出てきて、「医師という職業の人は気難しい人なのでは?」という思い込みが良い意味で壊された。
人間の体が、体内でどのように病気と戦っているのかが、ものすごく分かりやすい例えで書いてある。
本書に記載はされていないが、新型コロナワクチンの接種を重ねていく毎に「ワクワクチンチン」「フルチン」「ポコチン」と呼ぶと名付けたのはヤンデル先生だと聞いている。
私もヤンデル先生のようなユーモアを忘れない大人になりたい。