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北海道のとある人がライブの感想と雑記を置く場所

在りし日の

先日母が亡くなり葬儀等の一通りがようやく終わった。

長く病気療養をしておりここ1年は意思疎通ができない状況だったので、万が一の覚悟はできていた。

葬儀では泣かなかった。

棺に入った亡骸に話しかける親族をただ見ていた。

その亡骸に魂はもう入っていなくて、その辺をふらふらしているのではないか。

母が居なくなった実感がまだ無いが、ぼんやりと淋しい気持ちがある。

もう「お母さん」と呼べる人が居ないのだな、と。

携帯電話に、数年前にかけてきた母からの留守電がまだ残っている。