そもそも今までドレスコーズはおろか毛皮のマリーズも聴いていなかったのに何で今観に行くのかというと、今回のツアー前に出た新譜「平凡」に私の推しであるビートさとし様がレコーディングメンバーとして参加されたから。
ひょっとしてツアーにも出るのかなと思って、しましま(私は首謀者をこう呼んでいる)のサイン&握手会に行って質問を投げかけてみたり(「内緒、お楽しみに」と教えてくれなかった)、札幌の前の数公演に参加した人の感想をツイッターで探したり、skillkillsのライブの日程が被っていないかを調べたり、まあできることは色々やったがどうも出るっぽいな?とヤマを張ってみたところ当たった。
我ながらキモヲタだなと思う。
しかしながら場所取りに失敗したのと、前方にグイグイ行くのは他のファンの方に申し訳ないのではという遠慮の気持ちから、ドラム見切れスポットで鑑賞することになった。
こんな大きなステージで推しを観る日が来るなんて。
平凡の曲がほぼ全部演奏されていたと思う。
towaieのライブアレンジがめちゃくちゃ格好良い。
推しのお姿を懸命に目に焼き付ける。
場所取りに失敗した為、お姿が見えないタイミングも多く、ただ音を目を閉じて聴くなど贅沢の極みみたいなこともした。
キックの音とスネアの音が良いんですよ。
ドレスコーズも毛皮のマリーズも今まで全く聴いたことがなく1曲も知らないのに、平凡というアルバムはとても好きになった。
推しが参加していなくても聴いたら好きになっていたと思うけれど、推しが参加していなかったら私は果たしてこのアルバムに出逢えていただろうか?
ライブが終わって3日くらい、余韻を引きずり続けるくらい凄まじい体験になった。
ツアーが終わった後に出る映像作品も、きっととても素晴らしいものになるでしょう。
しましま、ビートさとしを見つけてくれてありがとう。
今後も時々ライブにレコーディングに呼んでほしいです。