9月6日の午前3時頃に北海道胆振地方で地震があり、間もなくして北海道全域が停電となった。
停電が復旧するまでの間のことをここに記しておく。
あくまで自分用の覚書なので、より詳しいことを知りたい人はねとらぼを読みましょう。
◆北海道(主に札幌市)の状況
交通が麻痺し、信号は消え、JR・地下鉄・市電はおろかバスも全て運休。
スーパーやコンビニ、ホームセンター等には人が押し寄せ、商品によっては品薄状態が1週間以上続いた。
携帯電話の電波も悪く、バッテリー残量も限られる中でテレビも見られない為、情報が入らない。
一部道路の陥没、液状化。
震源地に近い地域では土砂災害で怪我をされたり亡くなったりされた方もいる。
◆自宅の状況
枕元に置いていた携帯電話の地震速報の音で目が覚めると既に揺れており、それから間もなく体験したことのない激しい揺れに襲われた。
揺れている間は何もできなかった。
家には物がそんなに多くなかったこともあり、調味料入れがキッチンから落下して破損した位で、食器類は無事。
大量に所持しているCDも棚に扉をつけてあった為、いくつかのCDケースが割れただけで無事だった。
外壁や柱にも大きな損傷は無し。
断水は無かったがボイラーは電気で動くタイプなのでお湯は出ない。
ガスは問題なく使えたので調理はできた。
停電は地震翌日の20時頃まで、およそ41時間続いた。
◆地震後、もともとの持ち物で役に立った物
・家
損壊しなかったので避難せずに済んだ。
・車
今年6月に購入。
たまたま地震前にガソリンを満タンにしていた。
携帯電話の充電と、カーナビのテレビで情報収集、買い物に役立った。
車はコスパを考えて反対派だったがこの状況ではあるに越したことはない。
・懐中電灯
当たり前の備えとして。
・モバイルバッテリーと充電ケーブル
当たり前の備えとして。
普段から満充電で持ち歩いている。
小容量なのでモバイルバッテリーは停電中は使わなかったが、あると安心。
また、ガラケーを未だに使っていて、ガラケーをUSBから充電できるケーブルをたまたま最近買ったばかりで役に立った。
・充電できる自転車用LEDライト
恐らく1~2時間しか持たないが、白い明るさが強いタイプ。
車で充電しながら使った。
今年7月に新調した。
たまたま地震の前日に満充電していた。
停電中はFMラジオを聞く為に使用。
ワイドFM対応機種なのでAMをFMで聞いていたが、充電の持ちが良く、大変重宝した。
・staubの鍋
米好きが転じて鍋をもともと持っていて、且つ米を炊き慣れていた。
停電になり炊飯器が使えない状況でも、ガスコンロで炊いたご飯が食べられる。
ほぼ普段どおりの食事ができるということが、かなりの精神安定に繋がった気がする。
◆地震を経験して備えが必要だと思った物
懐中電灯(家族人数分)
電池
ソーラー充電できる手回しラジオ
バッテリー(もっと大きくてコンセントをさせるタイプ)
レトルト食品
冬に電気が無くても使える暖房器具
◆まとめ
今回は家族全員が家にいる時間に地震が起きたが、仕事に出ている時間だったとしたら確実に帰宅難民になっていた。
職場と家の距離についてよく考える。
思いついたら追記していく。