久しぶりのスピリチュアルで、viridianを拝見。
いつの間にかベースが増えて四人になっていた。
初めて観たときの、アコギがメロディーとベースを兼ねているというのがとても衝撃的で格好よくって
ベースが入ることによってその良さがどうなるのか、この目で確かめたかった。
この日出演していたspirit pageとSNARE COVER、とても好きなバンドです。
札幌のバンド三つ選べと言われたらこの二組はランクインする。
ちなみに、あと一つはDESERT。
そんなこんなでviridianが始まります。
ベースの人がまだ馴染んでいないように見えた。
しっかりとした居場所をステージ上で見つけられていないような。
ドラムの人の動きが相変わらず独特。
よく北海道のお客さんはシャイだと言われるけれどviridianはメンバー全員シャイだと思います。
既存の曲にベースが加えられているのは、案外今までとの違いが分かりづらかったかも。
四人になってから始めて作った曲です、と演奏された曲は
バンドとしての一体感、グルーヴは今まで以上のものだったけれど
アコギの良さが生きているか?と聞かれると答えはNOかな。
ベースがいないという不完全さを他の楽器でカバーしていたところが
完全になってしまったら面白くはない。
ベースを入れるな!という意味ではなくて、
足りないところにどうやって増やしていくかをもうちょっと練ってほしいな、と。
あの日以降札幌のライブはありませんし、新譜の便りも届いておりませんし
記憶も曖昧なのでこれ以上何とも言えませんが、率直な感想です。
札幌に来てくれたら、また観に行きたいと思います。