自分も参加したはずなのに、このようなことをした覚えがない。
出てきた紙の内容とかすかな記憶から推測すると、以下の手順による。
1.白い紙の一番上に自分の名前を書く
2.全員分回収する
3.シャッフルして配布しなおす
4.回ってきた白い紙に書かれた名前の人について印象やイメージなど良いところを書く
5.2~4を繰り返す
6.もしも自分の分が回ってきたときはそっと隣の席の人と交換する
五人分コメントが書いてあったので引用させていただく。
一人目
あなたのいいところは、頭がよい。電卓速い。美しい。
二人目
検定いっぱい持っていてすごいです。おしとやかな所が女らしくて良いです。
三人目
検定をたくさんとるために、バイトもしないで勉強に打ち込んでいてしかも結果を残している。信念がしっかりしていて素晴らしいと思います。
四人目
人一倍思いやりがあって、周りのことも考えてて、すごいなと思う。協調性もあるし、空気も読める。大人っぽい。人の話をちゃんと聞いてくれる人です。何事も真剣に取り組む人だと思いました。
五人目
キノコみたいなルックスがとてもbeautiful.
最後の人はふざけてしまっているけれど、今読むととても興味深い。
あんな浅はかな付き合いしかしていなかったクラスメイトが私のことをこんな風に思ってくれていたなんて!
おそらく四人目は数少ない友人の一人なのであろう。
よくあんな学校に二年も居たなと思う。
授業中にトイレに行きたいと言って出て行って実際は煙草を吸っていたり、先生をおちょくって授業をぶち壊したり、朝まで飲んでたから酒臭かったらごめんねと言って持ってきた枕で一時間目からずっと寝ていたり。
別の学科の友人に「動物園みたいなクラスだね」と言われたのを未だに覚えている。
もしも同じ学校の別の学科に通っていたら今の職場ではなかったかもしれないし、それならば尊敬する職場の先輩にも出会えなかっただろう。
この先何がどう転ぶかは分からないけれど、私は今周りにいる家族や友人や先輩や後輩が割と好き。