nhhmbaseを観に行ってきました。
このblogをご覧の皆さまはご存じかと思いますが、ネハンベースと読みます。
札幌ライブは5、6年振りでしたかね。
前回は行けなかったので非常に楽しみにしておりました。
対バンも少しだけ観たのですがsono meが相変わらず良かった。
特にギター。あの音楽にあの音で入ってくるギターの切れの良さ。
近々解散してしまうそうでとても残念です。
とびだせ！おともだちも、観る度に良くなるなあと思う。
光る眼鏡をかけていました。
三人とも生き生きしていて楽しそう。
「こんばんは～なかにしりくトリオで～す」のくだりが面白かった。
札幌で一番有名なジジイの話もありましたが私はその人を存じておりません…。
nhhmbaseはマモルさんがキーボードとギターを使っての演奏。
ギターのハヤシさんは、なんとブッチャーズ吉村さんの形見分けのギターを使っていました。
ライブがある程度進んだところで、マモルさんに「あれ、言っておいたほうがいいんじゃない？」と言われて「実は…」と話し始めるハヤシさんだったが、
途中でギターの音が出なくなるハプニングがあり「しっかりしてくださいよ吉村さああああん！」と叫んだり、少し温かい空気に。
ドラムのツカサさんの空振りが面白かった。
何の曲だったか忘れたけれど物凄く空振りをする曲があったんだよ。
空振りというのは、ネハンの曲の拍子や間の取り方が複雑で、音に隙間ができていて、そこでツカサさんが叩くフリをすることを言います。
ベースのミクニさんは北海道(室蘭か登別あたり)の出身とのことでした。
演奏の仕方が変わっていて…普通ベースは左手で弦を押さえながら右手でフレーズを弾いていくと思うのですが
ミクニさんの場合は、右手でリズムを刻みながら左手の弦を押さえるタイミングを変えていく感じでした。
こんな書き方で伝わるでしょうか。
楽器に関しては素人なのでうまく説明できません。
「無題」が聴きたかったので聴けて嬉しかったです。
「コインゲーム」「9/8」はさすがの格好良さだった。
メンバーの拍の取り方が面白かったなあ。
第一期メンバーの時は毎度のライブが衝動的だったと何かのインタビューで読んだが、今はその頃に比べると落ち着いている模様。
一曲一曲が短めなのと、拍が取れないこともあってノリづらい部分もあるものの、やはりこんなバンド他には居ないんだよ。
マモルさん曰く「建築だとそこに柱がある理由が必要。音楽も同じで、そこに音がある理由が必要」
音の隙間さえ美しいライブだった。
物販で、「無明の門」「水辺の鼓」のMVの絵を手掛けているナオヤさんの4コマ漫画冊子を購入。
昨年観たMVで「無明の門」が、映像作品として考えた中では一番良かったのです。
リンク先にある漫画と同じものが載っています。
気になる人はライブ会場で物販を覗いてみましょう。
セットリストは全然思い出せないので演奏したと思う曲を列挙
無明の門
廃る
着地早漏
節句s
黄昏カーテンコール
一輪の花
牛なう
三
水辺の鼓
波紋クロス
無題
コインゲーム
9/8
