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北海道のとある人がライブの感想と雑記を置く場所

150219 live tour 窓景@札幌サンプラザホール

友人が余らせていたチケットを譲っていただいて、EGO-WRAPPIN'ヴォーカル・中納良恵さんのソロライブを観に行ってきた。

北24条で降りるのは人生で2回目。
方向が余り分からないので、それらしき人についていったら無事会場に着く。
知らない人についていったらだめよと教えられてはいるものの、ライブに行く時にこういう事例はよくありません?
それらしき人って見た目で分かるよね。

友人のチケットはなんとD列。
ステージが思っていた以上に近くて驚いた。

開演。
白くてだぼだぼのスーツ、のようなお召し物を着たよっちゃんが出てくる。
体を叩くと音が鳴る。
どんな仕組みなんだ??
まさか叩くタイミングに合わせて誰か他の人が音を鳴らしているわけではないだろう。
あのスーツの中に、パッドが入っていて、叩くと音が鳴る。そんな感じかなあ。
演出がニクいですね。
そのまま「Ding Gong」という曲を演奏、という流れだった。

一旦後ろに引っ込んで、スーツを脱いで再び登場。
今作だと「ケムニマイテ」「I'm a piano」が特に好きで両方聴けてよかった。
あと前作の「ソレイユ」も聴けて、感動して泣いたよ。
エゴラッピンのライブ自体も4年くらい観ていないのですが、やっぱり良いですね彼女の歌は。

アコースティックな感じのライブだと勝手に想像していたら、グランドピアノをループさせたり、最初のパッドがあったりと、意外と電子的(?)な機材が揃っていた。

「SCUBA」が南国風の雰囲気で、外は寒いけれど暖かい気持ちになれた。
エゴラッピンのムーディーで時にエロティックなサウンドとはまた違う、静も動も含めたステージ。

MCで、よっちゃんが旅に行く話をしていたのですが、どこの国だったか忘れた。パキスタン
「旅が好きで。都会じゃなくて、田舎に行きたくて。
で、女一人で行くのもあれやからと思ってツアーに申し込んだ。
そしたら、申し込んだの私しかいなくて。でも無事行くことができて」
「うた歌ってると言ったら"歌ってよ”って言われて、歌ったら、
"そんなんじゃなくて、もっとこう、ダンスするような”」と現地の人にダンスされながら諭された話が特に印象的でした。

サックスの武嶋さんがこの日だったか近い日だったかがお誕生日で、「色彩のブルース」をよっちゃんが弾き語りでプレゼント。
途中から武嶋さんもサックスで加わって、とても贅沢なひとときだった。

全体を通して非常に素晴らしい演出や演奏だった。
今年こそはエゴラッピンのライブに行きたい。。。


終演後はアンケートを書いたのですが「よく見たり読んだりするメディア、雑誌、webなどを教えてください」とありましたのでキテレツrecordsを書いておきました。
スタッフのかたの目に留まってほしいというエゴ(利己的)!
・・・お後がよろしいようで。

東京公演の様子がナタリーに載っていますので合わせてどうぞ。