スターダスト

北海道のとある人が雑記を置く場所

170714 under hair treatment vol.5@渋谷 club乙

BlieANが復活する。

その一報が届いたのは5月5日。

社会人になりたての頃に観たライブが未だに思い出される、誰も真似できない格好いいバンド。

またこの目で観られたら…と思っていたところ、家族の許しがもらえたので行けることになった。

暑さに弱いので夏に本州に行くのは絶対に嫌だと以前から思っていたが、この頃の札幌は最高気温30度以上を叩き出すような天気が続いており、東京の暑さは同じくらいだったので意外と平気だった。

チケットは3日前くらいにソールドアウト。

Club乙に行くのは初めてで、到着すると、何人かの人が既に開場待ちをしていた。

時間になるとスタッフが10番ずつ呼び、呼んだ人を更に番号順に並ばせて中に入れていた。

この方式、札幌のライブハウスでも取り入れてほしいな。

札幌は最初から人を番号順に並ばせるので、整列時間に遅れて来た人が並ぶ場所を見つけるのに苦労するし、間に入ると狭くなる。

私はプレイガイドで早い段階で買っていたので入場も早く、かなり前の方で待機することができた。

SMTM(ソムタム)は、この日の為に結成されたバンド。

でも、これからも活動するのかな。

元Veniの入江、元Veniで現Chezcoの武井、元QUATTROの△△、元Mirrazの関口、telephones,lovefilmの岡本という布陣。

メンバー曰く「全員で集まって音を出せたのは2回だけ」とのことで、練習不足が隠せないライブになったのでは。。。

曲は、全員のバンドの曲が入り混じった感じで、BPMの早すぎるものはなかった印象を受けました。

メンバーそれぞれがBlieANとの思い出を語っていて、中でも岡本ノブ氏の話が一番強烈だったね。

ここには書かないほうが良さそうなので、気になる人は本人に聞いてみましょう。

the twentiesは初めて観たが、ガレージとかサイケっていうのかな、こういうジャンル。

ファンの押しが凄くて壁に飛ばされそうだった。

トリのBlieANの為に場所を死守したかったので頑張った。

今まで彼らのバンド名を気にしたことがなかったけど、かつてはBlieANときっと一緒に対バンしていた仲なのかな。

ギターのお兄さんの笑顔が素敵だった。

ヴォーカルの人が「b,l,i,a,e,n」と言っていてお客さんから指摘が入ってました。

あと、最後の曲の前だったかな、ヴォーカルの人が「BlieANおめでとうー また、色んなライブハウス、ぶっ壊そうぜー」と言っていたのが心に響いたな。

本当に壊しそうな2組だなと思ったので。。。

そういえば、転換中はDJがいて(フライヤーにクレジットは無し)、各バンドが始まる前にはそのバンドに合った曲を流していたみたい。

ソムタムの直前にはチェコが流れていたようで、武井氏が「自分のバンドの曲が流れて、完全にやる気をなくした」とかって言ってた。

でも、BlieANの前のRADWIMPSはよく分からなかったな。。。

ストレイテナーも、同じ長崎だからでしょ?って感じだし。

でもKiller Tuneのででっでーでででのリフに合わせてケンジジョージさんがベースを弾いていて面白かった。

BlieANはメンバー本人がセッティングをしていて、ドラムのすぐ近く、客席から見える位置にセットリストが貼られて、危うく見えそうだったので視界に入れないように努力した。

ステージ前の天井についたエアコンから水がポタポタ落ちている。

空気がぬるい。

いよいよライブが始まる。

ケンジジョージさんが「この間、カラオケで自分の曲を歌ったら80点だったんだけど、この曲は96点(98点だったかな?)だったので、聴いてください」

き~み~が~~よ~~は~

(中略/フルコーラス歌っていました)

む~~す~~ま~ああ ジャーン!!!!!(突然の演奏)

ケンジジョージさん「ぶっ殺すぞ!!!!!」

ゲンキさん「1.2.3.4(カウント)」

始まったのは、なんとsorry。

過去曲をやるとは聞いていたけれどまさかsorryが1曲目とは思わなかった。

ぎゃー!!と叫びたかったが我慢した。

格好良すぎて泣いた。

続いてo.k永遠命。

サビのメロディーがエモくて、一番好きな曲。

今これ書いて思い出すだけで泣きそう。

その後も繰り出される過去曲の数々。

so what?」「do gazer」の曲はサポートギタリスト、オオタツバサ氏を迎えての演奏。

モノリス」の曲はオオタ氏は袖にはけて、2人で演奏。

機材にはあまり詳しくないので憶測ですが、ゲンキさんが機材を操作して同期しながら叩いていました。

モノリスの曲を演奏しようとした時に機材の調子が悪く、なかなか曲が始まらない。

ケンジジョージさん「あまりに暑いんで、機材もいかれちゃったみたいで。すみません。今日は集まってくれてありがとう。満員ということで」

ゲンキさん「満が員ですからね。ハァ~!」

ゲンキさんのMCは終始こんな調子。

(ちなみに、終演後にアナウンスがあったが、空調は本当に壊れていたようだ)

やがて機材調整も終わり、始まった曲は「スタイル」だったかな。

私はdo gazerに一番思い入れがあるので、モノリスは正直そんなに聴いていない。

当時、震災の影響でツアーの北海道公演は中止になった。

でもこの日改めてライブで聴いて、ライブで映える曲が意外と多いのだなと感じた。

ケンジジョージさん「昔から知ってくれてる人は、俺がこんな話してるのを見たらバカじゃねーのって思うかもしれないけど、俺もおっさんになったので」と説明していて笑った。

確かに、昔は「髪を染めるのに失敗したから右側半分だけ坊主にした」というような、ライブに全く関係ない話しかしていなかったと思うけれど、今では感謝の言葉が真っ先に出てくる感じだった。

アンコールの最後の最後まで格好良く突っ走ってくれて本当に楽しかった。

他にも聴きたい曲はいくつかあったけれど、skillkills関連が絡まないと遠征しない私だけれど、東京までわざわざ観に行って本当によかった。

BlieANが休んでいる間、CHARLTONを聴いたりdobを聴いたりしても埋められない穴があって、この日、その穴がようやく埋まった。

BlieANが帰ってきた。

BlieAN セットリスト

sorry

o.k永遠命

morgof

スタイル

ゴッド

ソサエティシコル

selfish condom

ハツメイ

ウミヘカエロウ

サヨナラ

en. 美鶴

en. もくじん

en. INSIDE