スターダスト

北海道のとある人がライブの感想と雑記を置く場所

天国

一つのエントリーにするほどではない話をいくつか。

 

「行く」を敬語にして「行かれる」と言う人がいて、文法として間違っているわけではないと思うが、これを聞くたびに「イカレてんな~」と思う。

 

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外を歩いていたら、私の前を歩いているおじさんが背中に「mamy poko 5th anniversary」と書かれたジャンパーを着ていた。一体どんな人がこの服を着ているのだ?と思い、早歩きでそのおじさんを追い抜き、振り返り、おじさんの顔と同行者の様子も観察してみると、恐らくアジア系(ベトナムとかマレーシアとか)の観光客の方だった。

 

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このエントリーを書きながら、ブログのカテゴリー設定をする時に「パンくずリスト」という言葉があることを今知った。「ハンバーガーメニュー」だと美味しそうだが、パンくずだと役に立たないように感じる。もっと良いネーミングはなかったのか。

 

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もう本人が亡くなっているので書くが、昔、日高晤郎ショーというラジオ番組を聞いていた時に、女性リポーターが担当するコーナーで、はっぴいえんどの「風をあつめて」が、女性リポーターの選曲で流れた。「風をあつめて」は、我が国で長年愛される言わずと知れた名曲である。そのコーナーが終わると、毎回、日高氏が、コーナーの批評を番組内で行うのだが、その日、女性リポーターに対して「さっきのナヨナヨした曲はなんだ。あのような曲は俺の番組にはふさわしくない。」と平然と言った。なんて自分勝手なじいさんなんだ、と、女性リポーターを哀れに思った。

 

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先日、祖母が鬼籍に入り、葬儀会場のある街へ向かうのに、JR石北本線に乗った。たまたま、キハ183系のラストランの日で、乗り・撮り鉄の皆様方に挟まれながら乗車。終点の少し前で「皆様に愛されてまいりましたこの電車は、老朽化のため・・・(中略)・・・このあと、特別なチャイムを二度鳴らします。ありがとうございました。(ここでチャイム2回)」というアナウンスが流れた。電車には全く興味が無いので、葬儀がなければこのタイミングで石北本線に乗ることはなかった。めったにない機会に恵まれた。昭和8年生まれの祖母が、昭和38年生まれの私の母と天国で再会できていることを祈る。