スターダスト

北海道のとある人がライブの感想と雑記を置く場所

小説と映画の話

音楽を聴く時間もライブに行く時間もあまり取れない日々が続いている。

以前と変わったのは休みの日に小説を読んだり映画を観たりするようになったこと。

小説は、古本屋に行って好きな作家の札のところでまだ読んだことのないタイトルを手に取り背表紙の簡単なあらすじを読んで面白そうだったら買う。

読み終えたらまた古本屋に行き売ってしまう(売っても10円か20円程度)。

という流れを繰り返している。

音楽の場合は新譜のCDを買い、決して売らずに大切に家の棚に入れておくが、私にとっての小説は古本で一時読んで満足してしまうものである。

世の中でCDが売れない服が売れないと言われているのは、世間の人にとってのCDや服が、私にとっての小説程度のものなのだろう。

映画は、今までは映画館・レンタル・テレビも含めて1年に1本観るかどうかくらいだったのが、今年既に3本観た。

映画好きな人から見れば1本だろうが3本だろうが五十歩百歩なのだろうが私にとってはかなり大きな数字。

簡単に感想を書いておく。

「愛がなんだ」

私が今まで観たドラマで成田凌さんはいつもダメ男の役。

二股をなんとも思わない美容師役、人妻をその気にさせる若い劇団員役。。。

今回はダメ男といえばダメ男なのかもしれないけれど、憎めないなあと思った。

岸井ゆきのさんの服装や髪形や話し方が、本当にその辺にいる女の子という感じでとても良かった。

帰り道でラップするシーンが好き。

「We Margiela マルジェラと私たち」

実を言うとかなり眠かった。

過去のコレクションの、布団みたいなコート(語彙が乏しい)が欲しくなった。

白衣を着た集合写真が格好良い。

ビジネスとして好きなことに取り組む難しさを改めて感じた。

「青い春」

これはHuluで観た。

逮捕されたから消される前に早く観なきゃ!と思っていたけれど今もまだ残ってますね。

2002年公開なので17年も前の映画、みんな若いし不良高校生の役だし、今となっては露出が減った人もいるし、曲はミッシェルだし、一度観ておきたかった。

ラストのシーンで校舎が真っ黒になるところ、音楽もあいまってめちゃくちゃゾクゾクした。