4、5か月前の話ですけれども、使う音楽サブスクリプションサービスをAppleMusicに変えた。
もともと2年くらい前に数個の音楽サブスクを無料期間だけ試すというのをやっていて、その時にAppleMusicを使ってはいたものの、持っていないCDを試聴するのに聴く程度だった(無料期間で解約した)。
1年半くらい前になって、私と同様にお試しをしていた家族が「Spotify一本でいくことにした」というので、数か月の間は見守っていた。
やがて、私も音楽サブスクを試そう、という気持ちになり、調べたところSpotify PremiumにはDuoプランというものがあり、これが他所に比べて安価だったため、家族の使っているSpotifyを私も使うことにした。
それから1年くらい、Bluetoothの防水スピーカーを購入したこともあり、Spotifyでお風呂ライフを楽しんでいたが、時々気にかけていたのがSpotifyの還元率。
他の音楽サブスクとの比較がされているネットの記事などを読んでみたが、Spotifyの還元率は大手のわりにあまり良くないようである(各自おググりください)。
最近CDを出すアーティストが減りつつあり、ますますサブスクで音楽を聴くようになった生活をしながら、「このままでいいのか?」と自分に問いかける。
私は何故CDやレコードを買うのか?
アーティストを応援したいから。
楽曲クレジットや制作に関わった人たちを知りたいから。
アートとして、飾っておきたいから。
この中の「応援したい」という気持ちに、Spotifyの還元率ではそぐわないのではないか。
家族との安価なプランを辞めてでも、他の還元率のよいサブスクに移行したほうがよいのではないか。
そのような考えを経て、AppleMusicに至った。
ちなみに、年額9,800円のプランで安く抑えた。
使ってみて感じたSpotifyとAppleMusicの違いは以下に記す。
1.AppleMusicでは楽曲クレジットが見られない
これは実は私にとって移行の障壁となっていた。
だれが作曲や編曲をしたのか、気になったらすぐにその場で見たいから。
しかし、この機能が無いなら無いでほとんど気にせず楽しめている自分がいる。
もしかしてどこかに表示されるポイントがあるのでしょうか。
あるのに無いと書いていたら申し訳ありません。
2.キューの作成が容易
今聴いているこのアルバムの次に別のアーティストのあのアルバム、その次にまた別のアーティストのあのアルバムを聴く。
というような「今聴くプレイリスト」を作る方法をPCで音楽を聴く時もよくやっていて、Spotifyではうまくいかなかったけれど、AppleMusicでは簡単な操作でできる。
あとは「シャッフル再生でこの先再生される曲順を自分で入れ替えたり、今の気分じゃないなと思う曲を外したりできる」ことも、かなりポイントが高い。
3.iTunesで購入した曲がAndroidのAppleMusicで聴ける
これもかなり嬉しいポイント。
サブスクで配信されていない楽曲が聴ける。
でも、私のiTunesがおかしいのか、曲によってはアーティスト名とかタイトルが英語や英語以外の外国語表記になっていたりするので、直し方を知っている人は教えてほしい。
4.Spotifyよりも配信されている曲が多い
これは単純な理由かもしれない。
AppleMusicに変えたら、TAMTAMはコンピに入っている曲やインディーズの初期アルバムなどすべてが聴けるようになった(もともとCDでほとんど全てを持っているけれども)。
BudaMunkの一番好きなThe Cornerも、何故かSpotifyに無かったけれどAppleMusicで思う存分聴ける。有難い。
5.今まで作っていたプレイリストが引き継げない
何か技があるのかもしれないけれど、引き継げなさそうだったので人力で3つのプレイリストを作り直した。
SpotifyにあってAppleMusicに無い曲は、そのプレイリストの曲の中には無かったな。
6.PodcastはSpotifyの無料プランで十分楽しめる
音楽のようにシャッフル再生しかできないということもなく、十分楽しめている。
7.今契約しているocnモバイルONEではAppleMusicは「MUSICカウントフリー」対象外
Spotifyの時は、低速モードでも通信容量を消費せずに通常通信できていたが、AppleMusicは何故か対象外なので、ドライブ中についつい楽しく聴いてしまい容量が急激に減るのがちょっと嫌。
低速モードでAppleMusicを使うとうまく再生できず止まってしまうこともある。
ocnさん、なんとかしてください。