サブスクリプションサービスのAnotherADdressを契約し始めた。
既存の洋服サブスクサービスだと、安価なブランドが多くて正直全く使おうと思えなかった。
アナザーアドレスは、MaisonMargielaをはじめとして、See By Chloéや3.1 Phillip Lim、Theoryなど、他では取り扱っていないハイブランドが借りられる。
服は消耗品なのである程度のスパンで買い足さなければならず、私の場合は、仕事にも着ていけて休みの日にも着られる気に入ったデザインのものを買おうとすると値段が高くなるのが悩みだった。
アナザーアドレスは3つのアイテムを月額11,880円で借りられて、しかもほとんどがハイブランド、服だけでなくバッグもある、ということで、サービス開始がアナウンスされた時からずっと楽しみにしていた。
まだ始めて1ヶ月目だが、気になった点をメモしておく。
1.サービス開始から実際に自分が契約できるまでおよそ1ヶ月かかった
これは運営会社によると、想定していたよりも申込者が多く、貸し出せるアイテムの数と契約する会員数のバランスをとるために人数制限が必要だったとのこと。
契約に進めるのは、事前にLINE無料会員として登録した人の中から抽選で当たった人だけで、私は割と早い段階でLINE登録はしていたが、それでもしばらく「待て」をくらっていた。
待たされたことにより(しかも具体的にいつから始められるか分からない)、このサービスへの情熱が少し冷めてしまった。
2.新品が届くわけではない
今回借りた3点のうち、2点は新品同様のコンディションだったが、残りの1点は2~3回他の方の手に渡ったのかなと思うような、生地の毛羽立ちがあった。
アナザーアドレスではレンタルしたアイテムの買取申請もできるが、このコンディションを例えば定価の3割引きで買うかと言われると私はNOかなと思う。
3.借りた人によるクリーニング禁止
運営会社によると、専門の業者がクリーニングや修繕を行うので、自宅で洗濯したり自分でクリーニング店に持ち込んではいけないとのこと。
夏は汗の問題があるので、通常の範囲の多少の汚れは許容されているとはいえ、少し心配。
4.借りたいアイテムの在庫がない時が多い
これが一番困るというかネックかも。
例えばMaisonMargielaのバッグが今日時点で5種類ラインナップされているが、すべて貸し出し中。
自分の借りるタイミングで、3点の借りたいベストアイテムが揃うかと言われるとちょっと難しいかも。
ブランドやディテールに強いこだわりのない人ならそんなに困らないかもしれないが、そんな人はこのサービスは使わないのでは?
気になる点ばかり書きましたけれども、サステナブルの観点からみても素晴らしいサービスだと思う。
洋服の話ができる友達が周りにあまりいないので、この記事を読んで気になった人はぜひチェックしていただいて、契約したら私とお話しましょう。