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読んだ本:悔しみノート

ラジオ番組の相談コーナーに送ったメールから始まり、いろいろあって(長くなるので割愛)書籍化されたもの。

 

この本を読んだ私が悔しくて泣いた。

本を読んで悔しくて泣いたことなんてないのに。

私は今まで著者のような熱量を持って音楽や映画や書籍などに触れたことがあっただろうか?

このブログは2008年から続けているが、この本のような熱い気持ちを書き殴ったことが今まであっただろうか?

私の10代、20代はただ何もせず過ぎてしまったのだろうか?

社会人として働き始めた20代前半のころ「何かクリエイティブなことがしたい」と漠然と思っていたが著者のように何か行動に移したか?

何もせずに10年以上経ってしまったのではないか?

「誰にも負けない何か」を自分は持っているか?

そんなことを自問自答していたら、悔しくて涙が出てきた。

 

私はもうさんじゅうピー歳だけど、今からでも何かできるだろうか。

自分の中にしまいこんでいた気持ちが顔を出した。

この本に出会えて良かった。