札幌編。
前のほうの人、皆、LOSTAGEファンだったんだろうと思う。人気でした。
セットリスト
BROWN SUGAR
断層
BARON
Jack Nicolson(bloodthirsty butchersカバー)
ドラマ・ロゴス
65SHADOW
SURRENDER
ひとり
手紙
Good Luck
またしてもどなたかが撮ったセットリストの写真より。
旭川と少し違った感じで、両日行った人も楽しめたのではないでしょうか。
私、LOSTAGEっていうアルバムの曲が好きなんだなって気づいた。
ひとりとカナリアが続いていて嬉しかったもの。
拓人さんのギターはリッケンのイメージだったんですが旭川も札幌もテレキャスで、どうしてかなと思ったら今月のギターマガジンに「吉村さんの一言でテレキャスにしました」という旨のことが書いてありました。
何の曲か忘れたけれど、途中でギターの音が出なくなって、曲は止めずに直していた。
足元の機材の配線が原因だったみたい。
ギターが一人のバンドだと、ギターの音が聴こえないのはすごく寂しくなるなあ。
途中で、岳久さんより長いお話があったので、ざっくりと内容を書く。
クリプトシティとずっとツアーを回ってきて、一緒にライブをやるのは昨日今日の北海道が最後。
良いことも悪いこともあった。
クリプトシティからメンバーが二人脱退してしまう。
自分達も昔は色々あったが、最近はそれも認められるようになった。
この“最近はそれも認められるようになった”というのは意味深長でした。
恐らく過去に脱退したメンバーのことを言っているのでは。
LOSTAGEはライブで昔の曲をやらないという話を聞いたことがある。
ギター二本でやっていた曲を一本にアレンジし直すのが難しいのか、過去との決別なのか、理由は知らないが。
でもこうして二日間ライブを観て、昔の曲も演奏しているので、何か気持ちが変わったのかなとは思っていた。
ステージ袖からクリプトシティのメンバーが見守っていた。
中尾さんは演奏風景を撮影していたようだし、セブさんは機材の上に三角座りしているし、他二人もたまにひょこっと顔を出すしで、正直私の気持ちが落ち着かなかったです。
CryptCity
始まってほしいような、始まってほしくないような、そんな時間がついにきてしまった。
この時点で、現メンバーでの演奏は残り3回。私が観るのはこれが最後。
そう思ったら悲しくて、けれどしっかり焼きつけようと思った。
セッティングからちゃんと観ました。
弘中さん、フロアタムをひっくり返してチューニングをしていました。
対バン形式のライブであそこまでチューニングをする人、あまり居ないと思う。
やがて他メンバーも揃ってステージ上で四人が円になって向かい合う。
近くに居たお客さんが「もう格好良い…」と漏らしていて、分かる分かる、と思った。
弘中さんがバスドラムを鳴らすと、めちゃくちゃ良い音だった。全身にズシンとくる。
中尾さんが「床揺れてるよ」と一言。
それに対しては「うん」と返す弘中さん。
本当に床が揺れていた。ステージに立っていなくても分かる。
セットリスト(順不同)
Killer Gene
Thief
New Berlin Wall
Factory Line
Puppy Mill
Atomic Age
Escape From Future
Unavoidable
Bodysnatchers
::encore::
91
旭川から引用。ほぼ同じでした。順番は少し違ったが覚えていない。
ひょっとするとHungry Lynchもやっていたような…?二日間行くと分からなくなりますね。
前作の曲、特にUnavoidableの時は物凄く盛り上がって、後ろからガンガン押された。
CryptCityを観るのは通算5回目だったんだけど、こんなにお客さんが沢山いるのは初めてだから正直驚きました。
私はまたしてもドラムを9割ぐらい凝視していました。すみません。
Factory Lineで、弘中さんが腕をクロスして叩く部分があって、珍しいような気がした。
ディーンさんから汗が滴っていて、最後のほうの曲では頭から水を被った人のようになっていた。
セブさん、今まで以上に自由奔放にギターを弾いていたなあ。
演奏の出来、クオリティ、グルーヴ感っていうのかな、そういうのは今がピークなんじゃないかと思った。
今まで観た5回の中でダントツに格好良いライブだった。
演奏中ずっと幸せな顔でステージを見つめてしまった。
こんなに格好良いのにメンバーが脱退してしまうのは本当に残念。
あの二人が抜けて、新しい人が入ったとして、以前の曲を同じように演奏できるとは思えないな。
ディーンさんからは、旭川でもあったようにこの4人じゃなくなってしまうのが寂しいという話。
LOSTAGEとツアーに出て、行く先々で「お前らどうすんねん」と痛いところをチクチク言われる話。
リリースツアーなのに、持ってきた12inchが旭川で全て売り切れた話。
今日来てくれた札幌の人は買えないので、物販でお金と連絡先をいただければ後日郵送しますという話。
ドラムの聡がやっているskillkillsというバンドが今日本で一番格好良いバンドだという話。
ギターのセブが作ったソロのCD、録音もパッケージも全部自分でやっていて面白いから買ってほしいという話(これ、旭川でした話かも)。
アンコールはPlutoniumを期待していたんですが91でした。
これも非常に盛り上がっていまして、押される押される。
さっきも書いたけど、札幌でこんなに盛り上がるなんて正直思ってなかった。
Plutoniumは何らかの形でまた世に出してほしいな。
ファースト7inchにしか入っていないそうです。
音楽性が100%好きなバンドではなかったのですが、気づいたら頭の中で流れているし、これ無しじゃいられないという感じ。
友人がクリプトシティのことを「中毒」と表現していて、まさにそれだ!と思った。
物販はTシャツもあまり在庫が無かったようで、旭川で結構売れたのかな。
買った12inchはCDを聴いたんですが、Payphoneという曲の出だしにミステイクが収録されているのが面白いです。
やべー、へへっ。って言っているのかな。
私、クリプトシティのこと、FUGAZIと54-71をミックスしたような感じだと思っているんですけど、変ですかね?
せっかくなので動画を貼っておこう。
セブさんの黒白のギターストラップがかわいいのである。
CryptCity - Unavoidable
二日間追いかけて本当に楽しかったし幸せだった。
帰る時に気づいたが、この日はソールドアウトだったようですね。
前日になってメール予約していないことを焦るのではなく、もっと前もって買ったほうがいいですよ~という意見で〆.