スターダスト

北海道のとある人がライブの感想と雑記を置く場所

131201 [Defect] release TOUR with LOSTAGE@HALL SPIRITUAL LOUNGE

札幌編。

LOSTAGE

前のほうの人、皆、LOSTAGEファンだったんだろうと思う。人気でした。

セットリスト

BROWN SUGAR

断層

BARON

Jack Nicolson(bloodthirsty butchersカバー)

ドラマ・ロゴス

65SHADOW

SURRENDER

ひとり

カナリア

手紙

Good Luck

またしてもどなたかが撮ったセットリストの写真より。

旭川と少し違った感じで、両日行った人も楽しめたのではないでしょうか。

私、LOSTAGEっていうアルバムの曲が好きなんだなって気づいた。

ひとりとカナリアが続いていて嬉しかったもの。

拓人さんのギターはリッケンのイメージだったんですが旭川も札幌もテレキャスで、どうしてかなと思ったら今月のギターマガジンに「吉村さんの一言でテレキャスにしました」という旨のことが書いてありました。

何の曲か忘れたけれど、途中でギターの音が出なくなって、曲は止めずに直していた。

足元の機材の配線が原因だったみたい。

ギターが一人のバンドだと、ギターの音が聴こえないのはすごく寂しくなるなあ。

途中で、岳久さんより長いお話があったので、ざっくりと内容を書く。

クリプトシティとずっとツアーを回ってきて、一緒にライブをやるのは昨日今日の北海道が最後。

良いことも悪いこともあった。

クリプトシティからメンバーが二人脱退してしまう。

自分達も昔は色々あったが、最近はそれも認められるようになった。

この“最近はそれも認められるようになった”というのは意味深長でした。

恐らく過去に脱退したメンバーのことを言っているのでは。

LOSTAGEはライブで昔の曲をやらないという話を聞いたことがある。

ギター二本でやっていた曲を一本にアレンジし直すのが難しいのか、過去との決別なのか、理由は知らないが。

でもこうして二日間ライブを観て、昔の曲も演奏しているので、何か気持ちが変わったのかなとは思っていた。

ステージ袖からクリプトシティのメンバーが見守っていた。

中尾さんは演奏風景を撮影していたようだし、セブさんは機材の上に三角座りしているし、他二人もたまにひょこっと顔を出すしで、正直私の気持ちが落ち着かなかったです。

CryptCity

始まってほしいような、始まってほしくないような、そんな時間がついにきてしまった。

この時点で、現メンバーでの演奏は残り3回。私が観るのはこれが最後。

そう思ったら悲しくて、けれどしっかり焼きつけようと思った。

セッティングからちゃんと観ました。

弘中さん、フロアタムをひっくり返してチューニングをしていました。

対バン形式のライブであそこまでチューニングをする人、あまり居ないと思う。

やがて他メンバーも揃ってステージ上で四人が円になって向かい合う。

近くに居たお客さんが「もう格好良い…」と漏らしていて、分かる分かる、と思った。

弘中さんがバスドラムを鳴らすと、めちゃくちゃ良い音だった。全身にズシンとくる。

中尾さんが「床揺れてるよ」と一言。

それに対しては「うん」と返す弘中さん。

本当に床が揺れていた。ステージに立っていなくても分かる。

セットリスト(順不同)

Killer Gene

Thief

New Berlin Wall

Factory Line

Puppy Mill

Atomic Age

Pac-3

Escape From Future

Unavoidable

Bodysnatchers

 ::encore::

91

旭川から引用。ほぼ同じでした。順番は少し違ったが覚えていない。

ひょっとするとHungry Lynchもやっていたような…?二日間行くと分からなくなりますね。

前作の曲、特にUnavoidableの時は物凄く盛り上がって、後ろからガンガン押された。

CryptCityを観るのは通算5回目だったんだけど、こんなにお客さんが沢山いるのは初めてだから正直驚きました。

私はまたしてもドラムを9割ぐらい凝視していました。すみません。

Factory Lineで、弘中さんが腕をクロスして叩く部分があって、珍しいような気がした。

ディーンさんから汗が滴っていて、最後のほうの曲では頭から水を被った人のようになっていた。

セブさん、今まで以上に自由奔放にギターを弾いていたなあ。

演奏の出来、クオリティ、グルーヴ感っていうのかな、そういうのは今がピークなんじゃないかと思った。

今まで観た5回の中でダントツに格好良いライブだった。

演奏中ずっと幸せな顔でステージを見つめてしまった。

こんなに格好良いのにメンバーが脱退してしまうのは本当に残念。

あの二人が抜けて、新しい人が入ったとして、以前の曲を同じように演奏できるとは思えないな。

ディーンさんからは、旭川でもあったようにこの4人じゃなくなってしまうのが寂しいという話。

LOSTAGEとツアーに出て、行く先々で「お前らどうすんねん」と痛いところをチクチク言われる話。

リリースツアーなのに、持ってきた12inchが旭川で全て売り切れた話。

今日来てくれた札幌の人は買えないので、物販でお金と連絡先をいただければ後日郵送しますという話。

ドラムの聡がやっているskillkillsというバンドが今日本で一番格好良いバンドだという話。

ギターのセブが作ったソロのCD、録音もパッケージも全部自分でやっていて面白いから買ってほしいという話(これ、旭川でした話かも)。

アンコールはPlutoniumを期待していたんですが91でした。

これも非常に盛り上がっていまして、押される押される。

さっきも書いたけど、札幌でこんなに盛り上がるなんて正直思ってなかった。

Plutoniumは何らかの形でまた世に出してほしいな。

ファースト7inchにしか入っていないそうです。

音楽性が100%好きなバンドではなかったのですが、気づいたら頭の中で流れているし、これ無しじゃいられないという感じ。

友人がクリプトシティのことを「中毒」と表現していて、まさにそれだ!と思った。

物販はTシャツもあまり在庫が無かったようで、旭川で結構売れたのかな。

買った12inchはCDを聴いたんですが、Payphoneという曲の出だしにミステイクが収録されているのが面白いです。

やべー、へへっ。って言っているのかな。

私、クリプトシティのこと、FUGAZI54-71をミックスしたような感じだと思っているんですけど、変ですかね?

せっかくなので動画を貼っておこう。

セブさんの黒白のギターストラップがかわいいのである。

CryptCity - Unavoidable

二日間追いかけて本当に楽しかったし幸せだった。

帰る時に気づいたが、この日はソールドアウトだったようですね。

前日になってメール予約していないことを焦るのではなく、もっと前もって買ったほうがいいですよ~という意見で〆.