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北海道のとある人がライブの感想と雑記を置く場所

120421 KAIKOO POPWAVE FESTIVAL 2012(day 1)@船の科学館

お久しぶりです。

昨年の話ですが、、、KAIKOOを観に行ってきました。

「海を越えるライブ遠征はしない」という自分ルールがあったのですが

次々と発表される豪華メンツに心を動かされてしまったのでした。

 

私は生憎ライジングサンしか行ったことがないので都会でのフェスというのは初めての経験だった。

当日朝の飛行機で羽田入り、開場時間に合わせて入場。

紙の2daysパスを緩くつけすぎた。

4月の海沿いはとても寒かった。

 

ステージは4つあって、そんなに離れていないのに意外と音が被らない。

全部のステージを回りましたが、どこも低音が強すぎて、

恐らく低音強調が似合わないアーティストもいたのではないかと思います。

 

ご飯はあらかじめ用意されたお弁当が配られる感じ。

これも、ライジングのイメージで挑んだので少し寂しかった。

ライジングがご飯に力を入れすぎなのか?

 

などと考えておりましたら一組目の時間になりましたのでBLACK EMPERORというステージへ。

KAGERO

つい一ヶ月前に札幌で観たばかりなんですけどね。

この日はドラムが新しい人に変わってから初めてのライブだったそうです。

ベースとのアイコンタクトがすごく多くて、バンドのグルーヴをリズム隊が作り上げるのは相当大変なのだろうなと思った。

前述の「低音強調が似合わないアーティスト」というのは実はKAGEROのことで。。。

もともとベースが強めに音を出しているところを更に強くしちゃうから、どんなメロディーを弾いているのかさっぱり分からない感じに…。

このバンドの要、SAXとピアノも最初全然音が聴こえなくて。

曲目はとても良かったです。

二つ前の記事でも書いておりますが、私はMistが好きです。

この日、ベースの方を会場内で3、4回見掛けるが声は掛けられなかった。

 

続いてKING&QUEENというステージでGallopsを。

イギリスのバンドで、まだEP一枚しか出していないそうですが今回の目玉として大抜擢。

ドラムの人の腕の動きがすごく面白くて笑ってしまった。

曲風はBATTLESに近いですね。

 

WHITE&KNIGHTでnegoを観ましたが、私の耳にはあまり合わなかったようなのでKING&QWEENに移動してNICE VIEW

このステージ「KING&QUEEN」はKINGとQUEENで二つありまして、片方が終わるともう片方がほぼ同刻に始められるようになっていました。

友人の勧めもあって観たので、普段私の聴く好きな音楽とは少し違っていましたが良かったです。

 

GRAND MASTERにてトクマルシューゴを。

ずっとバキバキした音楽ばかり聴いていたので唯一の癒し空間だと思った。

あの独特のゆる~い空気、もちろん良い意味ですけど、好きですよ。

バンドメンバーの紹介をしていたけれど、一人も知っている人はいなかったなあ。

 

しばらく休んで、同じステージであらかじめ決められた恋人たちへを。

KAIKOOの常連なのかな?KAIKOOといえば彼ら、ぐらいに思っていてすごく楽しみにしていました。

ラセンの時は周りなんて気にしないで飛び跳ねてしまったなあ。

鍵盤ハーモニカであんなに人を狂わせるバンドがいるなんて!

テルミンという不思議な楽器も見れてよかった。

楽しかったに尽きる。

 

BLACK EMPERORに移動して、環ROY×山本晃紀×戸高賢史

山本さんのドラム!!かっこいー!ひゃー!

完全にドラム目当てだったのでこんなことを終始頭の中で叫んでおりました。

そろそろLITEが北海道で観たいぞよ。

途中で環ROYがお客さんにマイクを渡したらその人はわりと完璧に?歌えてたんだけど関係者だったのかな。

 

しばらく休んでGRAND MASTERでにせんねんもんだい

観るのは初めてで、「展開があるまでが長いよ」と言われておりましたが…最初の数分で飽きました。

後で、観た人からは格好良かったよ~って聞かされたけど、展開のない曲は怖くて聴けないのです。

 

続いてKING&QUEENに移動してtoeを。

ちょうど日没後ぐらいだったかな。

照明が映えていて綺麗でしたよ。

しかしながら、雑念が浮かんであまり集中して観れなかった。

 

休みつつ、移動がてらenvyを聴いたらめっちゃ格好よかった。

 

トリはBLACK EMPERORでmouse on the keysにすると決めておりました。

彼らを観る為に東京まで行ったんですよ私は!!!

一曲目がこれでした。

後ろの映像でアルファベットが一文字ずつ降ってくるところ、興奮しすぎて絶叫してた。。。

あとは最後の晩餐のときの映像、ビルが壊されたあとにまた戻っていく「破壊と再構築」という感じの映像が良かった。

最後、川﨑さんが「踊れる曲やります」って言って始まったToccatinaが良かったな。

SAX根本さんとトランペット佐々木さんのセッションが格好よすぎて、、、。

カプースチンの原曲はバキバキした感じなので、それをこう弾むような曲にしてしまっているのがなんとも素敵です。

色んな曲で出てくる川﨑さんのドラムの三連符、好きです。

 

この日、mouseが終わった後は放心状態で、ご飯も喉を通らないようなそんな感じでした。

ライブであんなに興奮したのは初めてかもしれない。凄い物を観てしまったと思った。

そんなKAIKOO一日目でした。

 

 

 

この日気になったのは、mouseの映像を観ても分かると思いますが演奏中に写真や動画を録る人が非常に多かったことですかね。

最近はライブハウスでもああいう人が増えていてとても残念。

YoutubeでKAIKOO検索すると、誰かお客さんが撮った映像が上がっていたりして…。

撮影や録音の禁止を徹底するのは難しいのだろうけれど、モラルを持って楽しんで欲しい。