4つ前のエントリーで紹介した「倒産続きの彼女」の作者のエッセイ。
オンラインで連載されているときから読んでいたが、たまに見るのを忘れていたので、完全版が読めるのはありがたい。
等身大の著者が垣間見えて、読んでいてとても楽しい。
特に心に残ったのはP157「悪気のないおじさんたち」。
女性である、ただそれだけで、こういう目に合うということを、言語化してくれたことがうれしい。
できるなら悩める女性全員に読んでほしい。
人が何かしらの物事について楽しそうに詳しく語っているのを見聞きするのは、自分に興味のないことでも面白い。
バッグに対する愛、しかと受け取った。
オンライン連載はまだ続いているので、この本の続編が出る可能性もあるのだろうか。
次のエッセイも購入したいと思う。
著者は、自分や自分が置かれた状況を俯瞰して見るのが得意な人なんだなと思った。
私も見習いたい。